第1回 本音サカバ
本音サカバ実行委員長の佐々木です!
今回は、私達の初めの一歩となった第1回本音サカバについてゆるっとご紹介します。
第1回のテーマは「岩手だからこそできる働き方に気付いてもらう」です!
このテーマを開催した理由は「学生の著しく低い県内企業の認知」が大きな課題だと感じたからです。
とあるデータでは、58%の学生(高校生から専門学生含む大学生)が県内就職をしている状況にもかかわらず、約65%の学生は0~2社しか県内企業のことを知りません。(1)
これでは、岩手で働く選択を取るにもかかわらず、適切な比較分析を行って自身のキャリアを描くことができません。
企業としても、3年以内離職率が全国平均よりもやや高い約4割とされており(2)、県内就職状況においてミスマッチが起きている事は確実でした。
※(1) (2) 平成29年度 岩手県の若年者雇用動向調査結果より(kouhyousiryou.pdf (pref.iwate.jp)
この問題意識から、岩手で出来る「働く」をまずは知ってもらおうと企画したのです。
企画の方向性が決まった次は、企画作りでした。岩手の働くを知ってもらうにはどんな企画が良いのか。
ポイントはいかに「就活っぽさ」を無くすかでした。
リアルな情報が飛び交う場を作りたかったので、建前で話すのではなく、”本音”で話せる場を構想しました。立場を超えて、カジュアルに本音を明かせる”酒場”のような場所…
この着想から「本音サカバ」が生まれたのです!!
企画内容が決まった次は、参加者集めでした。
初回ということもあって、まずは身近な人を集めようと考え、学生側は私が同じアルバイトのスタッフから募り、企業側はきっかけを作ってくださった金子社長に知人を紹介して頂き、参加をお願いしました。
最終的に社会人6名、学生8名、計14名に参加頂きました。
社会人参加者はスポーツ業界、保険業界、政治家など幅広い分野からご参加いただき、学生からは「自分が知らない世界を知る事ができた!」「進路は決まっているけど、貴重な話が聞けてとても楽しかった!」と評価いただきました。
企画では「本音カード」という自作したカードゲームを活用しました。
本音カードは話題提供カードとして、初対面同士でも互いに本音を引き出せるように作り出しました。
バージョン1.0の本音カードはまだまだ改善点があったものの、システムとしては円滑なコミュニケーションツールとして役立ち、ご好評いただけました!
最初は緊張している面持ちだった両者も、集合写真から分かるように最後には打ち解け合ってとても賑やかな雰囲気のまま閉会しました。
この時に私は、価値観の化学反応を作り出し、人々の笑顔を生むやりがいを強く感じました。ここから、本音サカバが本格的に始動したのです…!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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企画概要
【テーマ】
『岩手だからこそできる働き方に気づいてもらう』
【日時】
6月6日(月)19:00~21:30
【会場】
大衆酒場ダコッタ
【参加者】
14名(社会人:6名、学生:8名)
【参加企業】
株式会社クリエイトグループ
株式会社いわてアスリートクラブ
岩手県議会
株式会社アプローチ
ブルーアドバイザーズ株式会社